統計

【厳選】初心者におすすめする統計学を勉強する上で必読の本4選!!

解決したい悩み

  • 統計学を独学でも勉強していきたい
  • 統計に関する初心者におすすめの本が知りたい
  • 統計本がたくさんあって選べない
統計を独学で勉強していこうとする人は、まずは本を読もうとしますよね。
 
僕自身も大学院に入って研究に携わると決めたときには「まずは統計学だ!!」って意気込んで、本を10冊くらい購入した記憶があります。
 
でも、実際に読んでみると、統計初心者のうちは理解できない内容も多くて、結局読めない・・みたいこともありました。
 
せっかく統計学を勉強しようと思ったのに、小難しい本を読んでしまうと統計学に対するハードルだけが上がっていってしまいます。
 
この記事では、これから統計学を勉強しようとする初心者にむけて、僕が実際に読んで特に初心者におすすめできる入門書を4冊紹介します。
 
ほかにも色々おすすめしたい本はあるのですが、多くなりすぎても迷ってしまうと思うので、今回は「統計学の基礎中の基礎を学べる」というコンセプトで4冊を選びました。
 

いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ

  • 内容の充実さ   ★★★
  • 読みやすさ      ★★★
  • 初心者おすすめ度 ★★★
全3巻で統計学の基礎を解説してくれています。
 
特に1巻には「まずは統計アレルギーを克服しよう」というサブタイトルで統計に関する基本的な用語や考え方が丁寧に書かれています。
 
p値や代表値の意味などの基礎的な部分がほとんど数式なしで分かりやすく解説されていて、初心者の入門書としては最適解の一つとなる書籍だと思います。
 
まずは1巻を読んで「統計学ってそんなに難しいものじゃないんだな」って感じられると、そのあと2巻、3巻がより手に取りやすくなりますし、ぜひとも3巻とも読んでもらいたいですね。
 
1巻あたり150ページ~200ページですが、文字も大きくて図解も多いので、1時間もあれば十分に読破できますし、読んだ後はちょっと統計に詳しくなった感を得ることができます。
 
初心者は1巻だけでも必ず手元に置いておきましょう。
 
僕自身も大学院に入ると決めたときに一番初めに読んだ統計学に関する本だったと思います。
 
ただし、この本はあくまで統計の基礎的な概念を解説する本なので実際の分析方法などは書かれていません。
 
分析方法を深く学びたい場合はより発展的な本を読む必要があります。

いちばんやさしい医療統計

  • 内容の充実さ   ★★★
  • 読みやすさ      ★★☆
  • 初心者おすすめ度 ★★★
こちらは統計学を分かりやすく解説しているサイト「いちばんやさしい、医療統計」の運営者である吉田寛輝氏が執筆している入門書です。
 
webサイトの運営者が執筆しているだけあって本当に分かりやすく、やさしく書かれています。
 
きれいにまとめられた大学ノートのような気分で読み進められ、初心者にはとっつきやすい1冊だと思います。
 
少しだけ難しい数式が出てきますが、数式までは理解できなくても十分に読み進めていくことが可能です。
 
統計だけでなく、バイアスや盲検化のなどの研究手法についても少し触れられていて、統計に関する基礎的な知識はこれ1冊で完璧に身につきます。
 
僕は統計を勉強していく中で、この本だけでなく、サイトの方にも本当に助けられたので、自信をもっておすすめできます。
 
ただし、こちらも統計の基礎的な概念を解説する本なので、具体的な分析方法についての知識は他書を参考にする必要があります。

マンガでわかる統計学

  • 内容の充実さ   ★★☆
  • 読みやすさ      ★★★
  • 初心者おすすめ度 ★★☆
マンガで統計学の導入をしてくれる1冊です。
 
研究初心者の悩みをそのままぶつけてくれて、解決するための知識を解説してくれています。
 
もちろんマンガはあくまで導入で主体ではないので、文章や図解でも丁寧に解説してくれています。
 
初心者にはとっつきやすい1冊だろうと思います。
 
ページ数もそこまで多くないのであっという間に読み終えて、統計学の基礎的な知識は十分に得ることができます。
 
ただ、内容に関してはこれ1冊では不十分で、もう少し詳しく教えてほしいなと思うことがあると思います。
 
その場合は同じシリーズの本が数冊ありますので、そちらを手に取ることもおすすめします。

統計学が最強の学問である

  • 内容の充実さ   ★★★
  • 読みやすさ      ★☆☆
  • 初心者おすすめ度 ★★☆
他の3冊とは少し毛色が違う統計本です。
 
統計学を専門に志す人だけでなく、ビジネスマンや一般の人にも向けて書かれた統計本でビジネス書大賞も受賞しています。
 
「統計学が最強の学問である」のタイトル通り、統計学がどのような場面で役立つのか、世間でどのように利用されているのかを実例や統計学の歴史から紐解いてくれています。
 
ただし、文量が多く、複雑な内容も少し出てきます。
 
特に後半部分は発展的な内容になるので、まずは他の統計本で基礎中の基礎は学んでから、この本を読んでみてください。
 
統計学の深みが分かると同時に統計学に対するモチベーションを一気にアップしてくれる1冊です。

まとめ

【初心者におすすめの統計本4選】

  • いまさら誰にも聞けない医学統計の基礎のキソ
  • いちばんやさしい医療統計
  • マンガでわかる統計学
  • 統計学が最強の学問である
いかがだったでしょうか。今回は統計学の初心者におすすめする入門書を4冊紹介しました。
 
どれも入門書としては素晴らしい1冊だと思うので、これらの本から統計学に触れてみて、より発展的な本を読んでいくことをおすすめします。
 
この記事が統計に悩んでいる人の手助けになれば幸いです。
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